今日は、痔のお話です 。
便秘や下痢、冷えやお産等をきっかけに痔の症状が現れやすくなります。
痔の代表的な種類は、3種類
痔核(いぼ痔)、裂肛(切れ痔)、痔瘻(あな痔)
痔核はさらに内痔核と外痔核に分けられます。
詳しくはこちら
先日、高齢の母の検査から手術まで付き添いました。
前回の記事はこちら
まず3種類検査しました。
1・肛門内圧検査
先端にセンサーのついた細い管をおしりの中に入れ、肛門の締りを測ります。
2・直腸感覚検査
直腸内に入れた風船を膨らませて、どのくらいで排便したいかを測定します。
3・排便造影検査
バリウムを入れ、排便時に出る痔は、腸管壁なのか直腸脱なのかを見つけます。
検査が終わって担当医師から
「思ってた程(直腸脱ではなかった)、重度ではないです。運動を諦めずにやりましょう。」
はぁ?・・・
初診時には、正反対の事言ってましたよね?
前回のコメントはこちら
(午後からの手術前に韓流ドラマを見る母)
そして
「手術を希望されるなら、落ちてる粘膜を注射で持ち上げる体に負担の少ない方法にしましょう。」
の医師の説明で、母は手術を決めました。
永久的な治療ではないものの肛門を切らずにすむ方法って有難いですね。
私のイメージでは、「下垂してる粘膜をなんかしらノリかボンドみたいな薬剤を注射して固定する。」
と理解してましたが違ってました。
手術当日に、手術担当の別の医師から改めて
「粘膜を傷つけ炎症を起こさせ自己治癒力で粘膜を固める治療」
(術後、韓流ドラマを見続ける母)
母は、入院一泊のみで、手術翌日朝10時には退院でした。
(荷物整理も自分でする元気な母。家に帰ってもひたすら韓流ドラマを見てましたw)
手術して2週間後の様子も排便はスムーズで結果は良好らしいです。
ここ半年、好きな旅行も躊躇するくらい「便もれ」に悩んでましたが、
来週は、沖縄で高齢者に運動指導している姉の元に合宿に行くまでに好転しました。
痔で悩まれてる方は、恥ずかしがらずに一度受診されることをお勧めします。
正し、事前に自分の症状や自分に合った治療法は、どんなものが有るのか?
事前に自分で調べて、医療との付き合い方を自分でジャッジする
忙しい医療現場で自分が理解するまで十分な説明を仰ぐのは、時間に無理がありました。
医療の知識を大雑把にでも入れておく事が、とても大切だと母に付き添って感じました。
そして日頃から自己治癒力を高める事の大切さも改めて感じましたよー♪